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小島秀夫 & ファティ・アキン - マルシェ・デュ・フィルム カンヌ ネクストパネル 2025 - Gamereactor Cut Part III

テクノロジーはストーリーテリングにどのような影響を与えますか?これは、カンヌ映画祭でのこのトークの共同主人公が、日本のビデオゲームクリエイターが『Dead Stranding 2』をリリースし、ドイツの映画監督が『Amrum』を初公開する準備ができている中で、さまざまな角度から答えた質問です。これは、Gamereactorの独占POVからのパネルの3分の3です。

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"そう、そこが一番重要なところなんだ。スキャンしてから納品されるまで約9ヶ月かかるんだ。 リグを作成し、その後にパフォーマンス・キャプチャーやADRを行い、手作りでより正確に、俳優ができるだけ正確に見えるようにするんだ。 でも、AIがその技術を助けてくれると思う。もちろん、筋肉のシミュレーションのように、すでにAIがブレンドされている。 しかし、俳優の協力なしにはできない。 過去のゲームでは、ピクセルゲーム時代のように一から役者を作り、それが3Dになったり、アニメーションのようになったりして、できるだけリアルにしようとした。 でも、このレベルの技術では、手作りはできない。俳優が持つシワや肌の質感など、実際に彼らがどのように年をとっていくかは、ゲームに実装する上で重要なことなんだ。 表情だけじゃなく、演技、声、動き、すべてが彼らのものなんだ。ゼロから作ることもできるけど、手作業では役者のキャラクターにはならない。 ファティ、自分のキャラクターのキャプチャーにどれくらいの時間をスタジオで費やしたか覚えている? あっという間だったことを覚えている。医者に行くようなもので、ただコントロールされるだけだった。腕を見せて、腕を見せて。頭を見せて、頭を見せて。目を見せて、目を見せて。よし、健康だ、出て行け。 ファティは人形だから、リグは作ってないんだ。ニコラスやギレルモのように、普通はスキャンだけで3日はかかるんだ。 それはクレイジーだね。 ヒデオは今、最近のブロックバスター、例えばマーベルのような映画と大差ないものだと言った。例えば、デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ベンジャミン・バトン』でのブラッド・ピットの老け方などだ。技術に惹かれるところがあるのだろうか?あなたはそれを使うことを考えるだろうか? もちろんだ。ストーリーを作るのに役立つもの、映画を作るのに役立つものはすべてだ。道徳的に問題なければ、あらゆるツールを使って試してみる。全ては学ぶためだ。つまり、いろいろなジャンルをやってみる。映画を作るたびに、この映画は前作とは全く違うということを実感する。 僕は探検がしたいんだ。もしテクノロジーが探検を助けてくれるなら、もちろん使うよ。でも、怖くはないし、ドグマ映画みたいなことはしない。私はそういうことは考えない。限界はないと思う。 ファティが『デス・ストランディング2』に出演したとき、ヒデオもアムラムの撮影現場に来て、実際にファティの作品を見て、彼がそのテクノロジーを使っていないところも見たよね。この撮影現場での経験で何を思い出す? 去年の5月だったかな、ファティから「見てほしいシーンがある」と言われて、アムルムに行ったんだ。アムルムについては、テクノロジーは必要ない。本物の風景をどう捉えるかが重要なんだ。 アムルムに行った時、その季節、その時間、そして映画の1コマを切り取ることの方が重要だと思った。そして、とても美しかった。だから、もし映画を見たら、とても美しいから、ぜひ見てほしい。 ありがとう。いつかファティの映画に出演してくれる?カメラの向こう側にいるような、ね。 もちろんだよ。どの役をやるかによるね。バトルものなら、拳に歯形がついたようなバトルものをやりたいんだ。 ああ、ヒデオ、君は恋人であって、ファイターではない。 さて、どうもありがとう。テクノロジーとストーリーテリングについてのこのパネルに耳を傾けてくれてありがとう。ありがとう。ヒデオにサインをしてもらう時間はない。申し訳ないが、壇上でお二人の写真を撮ることは可能だ。 うん、全然いいよ。"

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