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フランス西部で「アッラーフ・アクバル」と叫ぶ運転手が歩行者に突っ込む
オレロン島で車両が歩行者や自転車に衝突し、4人が重体となった。
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当局によると、水曜日の朝、フランス領大西洋の島オレロン島で歩行者や自転車の群衆に車を突っ込んだ男が逮捕され、少なくとも10人が負傷し、そのうち4人が重傷を負った。
ローラン・ヌニェス内務大臣は、襲撃が現地時間午前8時45分頃、ドルス・ドレロンとサン・ピエール・ドレロンの町の間で起こったことを認め、容疑者(35歳のフランス国籍)が殺人未遂の容疑で逮捕されたと付け加えた。
容疑者が車に放火し、逮捕に抵抗
目撃者や当局者らによると、男は拘束中に 「アッラーフ・アクバル」と叫んだ という。 ラ・ロシェル検察官のアルノー・ラレーズ氏によると、容疑者も襲撃後に車に火を放ち、逮捕中に スタンガンで制圧 されたという。
フランスのメディアが報じたところによると、当局はその後、部分的に焼けた車の中に ガスボンベ を発見した。
サン・ピエール・ドレロン市長の クリストフ・スール 氏は、この男は「異常な行動」と アルコール関連の事件で警察に知られていたが、フランスの過激化の可能性のある個人のデータベースには記載されていないと述べた。
犠牲者は 22歳から67歳で、 ポワティエ大学病院に空輸された。警察は運転手が 精神衛生上の問題を抱えていたかどうか捜査中であり、国家対テロ検察官はまだ事件を引き継いでいない。
セバスチャン・ルコルヌ首相は内務大臣に島を訪問するよう要請し、エマニュエル・マクロン大統領はCOP30気候サミットに出席しているブラジルから動向を知らされている。
